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思春期のずしょー

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ずしょー
ずしょー
今回は僕の事の続きです
おさなきずしょー 物心ついた時から 間違って生まれたな って思いがずっとあって。 男女の区別とか明確に分かってないけど、いつ...

思春期が来てしまった。

自分の変化については何も考えないようにした。
スルースキルは鍛えられてきたから。
でも苦しさがハンパなかった。
封印も危うかった。

中学生の時は男として生きる夢をよく見た。願望じゃなくて寝てる時の夢。
目が覚める時に、

起きたら今までが夢で、本当は男だったってオチじゃないか

って思ってて、起きて現実を見て絶望していた。
何度か繰り返す内に目を開けるのもちょっと勇気がいるようになった。

そうしている内に、逃避願望が芽生えた。
誰も僕の事を知らない環境で一から自分を構築し直したい。

高校は県外を希望した。
沖縄に住んでいたので飛行機の距離。
でもこれといって県外まで行きたい強い理由がないから親は当然反対。

それなら高校で自分を構築し直そう。
そう思って今までは男として生きる妄想全てを封印して女子として高校デビューをした。

女子だったら化粧も覚えなくては。
彼氏も作らなくては。

そう思って100均で化粧品を買ってみたり、彼氏を作ったりしたけどうまくいかなかった。
(当時の彼氏には青春に泥を塗ってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいだし、傷付けてしまった事実も含めこの気持ちは一生背負って生きていきます)
面白い男友達ができそうと思っても、向こうが僕の事を好きになると裏切られた気持ちになった。
相手は全く悪くないのに。

失敗ばかりしながらも努力はした。
でも反対にどんどん自分に対する嫌悪感は強くなっていった。

そしてとうとう封印の弊害が出た。
我慢し続けると人はどうなるか…

僕は10代で鬱になった。

もう見て見ぬふりはできない。
向き合うしかなくなった。

次回は鬱になったダメ押しのきっかけである恋愛の話。
おこがましくてすみません。

ABOUT ME
ずしょー
国内で性転換手術を受けたけど基本的にオープンに生きてます。当事者の代弁者でも代表でもなく"一サンプル"として発信してます。

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