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おさなきずしょー

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ずしょー
ずしょー
今回は僕の事を話してみようと思います。

物心ついた時から

間違って生まれたな

って思いがずっとあって。
男女の区別とか明確に分かってないけど、いつもつるんでる男達と同属だと認識してた。

保育園で皆でスカートめくりして友達を泣かせたり。
トイレで立っておしっこの練習したり。

家族も思い当たる言動があったと言ってた。

でも不思議ちゃんでもあるので、 ママゴトではペットの犬役してた。
男と遊ぶことが多いけど女の子とも遊ぶオールマイティ。

「女は嫌だ」とか「男だったら良いのに」っていうのじゃなくて

男だけど間違ってしまった

って思ってた。

それが変とか不幸とかではなく、ただ「間違って生まれたな」っていう認識のみ。

未就学児でそんなに賢くもないので、ただそう思ってただけ。

成長するにつれだんだんそれが当たり前のことではなく、笑われたりする「変なこと」だと気付いていった。

小2の時に僕よりもボーイッシュな刈り上げ女子が男と手を繋いでいるのを目撃してかなりショックを受けた。

この考えはやっぱりいけないことだったんだ

僕の髪型は母親に切ってもらってたおかっぱ。
洋服は姉のお下がりの中からズボンを選んで履いてた。
でも始業式とか終業式とかはスカートを履きなさいと言われて履いていた。

「めっちゃ嫌だ」とかはなく、「わ!スカート履いてる!」と驚かれるのがオイシイと思ってた。
文化祭で女装するのと同じような感じ。

男女の区別がそんなにハッキリしていない小2だけど、その出来事でハッキリと理解した。

この気持ちはまずい

その日から僕は僕を封印しました。
僕自身のために。
そのことに関しては今も後悔はなく、納得しています。
自分で決めたことだから。

過去に戻ったとしても同じことしてると思う。

ただ、その時から鬱々とした子になっていった。
「ここから飛び降りたら死ぬかな」とか考えたり。
学校の3階からじゃ難しいけど。

それまでは宿題もきちんとやってたけど、怒られない範囲でやらなくなった。
どんどん暗くなっていった。

でも、楽しい友達に恵まれたのでわーわー騒ぐこともあった。
心の奥の真っ暗な所にあるものに見て見ぬふりをした。
無いものとして過ごすと存在も感じなくなっていった。

だけど思春期が来てしまった。

長くなったので続きは次回。
おこがましくてすみません。

ABOUT ME
ずしょー
国内で性転換手術を受けたけど基本的にオープンに生きてます。当事者の代弁者でも代表でもなく"一サンプル"として発信してます。

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