ずしょーの経験した治療
ホルモン療法
男性ホルモンを定期的に投与する治療です。
1回や2回で完結するものではなく一生続けていくものです。
個人差がかなりあるものですが僕の場合は
性別適合手術前:250㎎を2週間に1回→病院変えてからは125㎎を2週間に1回投与
性別適合手術後:125㎎を2週間に1回投与
手術前後で区切るのは、手術をして内性器を取るとホルモンの量が変わってくるからです。
病院を変えて投与量が変わったのは病院によって方針が違うのでホルモン値をみながら話し合った結果です。
効果等の詳細については別記事でお伝えします。
乳腺摘出&乳頭縮小術
胸を取って乳首を小さくする手術です。
胸の大きさによって手術の方法は変わります。
僕は乳輪の上半分を切って乳腺を取り出して3か月後に乳首を小さくしました。
僕のお医者さんは性同一性障害の手術は初めてでしたが、他の乳房手術に関しては経験豊富で上手にやってくれたので、よく見ると跡があるくらいでぱっと見は違和感なく周りからも自然だと好評です。
ただ、乳腺取った後に少しトラブりました。
処置が適切だったので影響はありませんでしたが。
こちらも別記事でお伝えしますね。
最近オジサン体型でたるんできているので鍛えようと計画中です。
鍛えたらまたお伝えします。
性別適合手術~内摘&尿道延長~
いわゆる性転換手術と言われてたものです。
大体2段階に分けて行われます。
最初に行うのが子宮卵巣を取って尿道を長くする手術です。
その後の陰茎形成前提で尿道を延長します。
この手術をして戸籍を男にしました。
この手術だけで終わる方も多くいます。
性別適合手術~陰茎形成~
太ももを切り取って陰茎の形にし、血管や神経をつないで陰茎の位置にセットする手術です。
血流が途絶えたらアウトなので1週間寝たきりです。
この寝たきりが一番しんどかった。
国内でも限られた病院でしかできなく、一番大がかりで術後トラブルも多い手術です。
僕はちゃんとトラブってあと2回追加で手術しました。
治療はとても負担の大きいもの
これらの治療は費用も高額でなにより身体への負担がかなり大きいものです。
陰茎形成の手術で大きなトラブルがありましたが、胸の手術でもトラブルはありました。
手術にトラブルはつきものです。
リスクを冒してやってくれているのはお医者さんも一緒です。
しなくて良いならしない方が良いと個人的には思ってます。
とは言えなかなか経験できないことを経験してきたので、せっかくならもっと掘り下げてお伝えしていきたいと思います。
一つ一つボリュームがあるので随時更新します。